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住宅地に小型機が墜落、UPS配達員含む2人死亡 米カリフォルニア州

東京, 10月12日, /AJMEDIA/

米カリフォルニア州南部サンディエゴ近郊で11日午後、小型機が住宅地に墜落し、消防当局によると少なくとも2人の死亡が確認された。死傷者の正確な数は現時点で分かっていない。

米物流大手UPSによると、死者のうち1人は同社の従業員だった。現場からのテレビ映像には、焼け焦げたUPSの配送トラックが映っている。

現場はサンディエゴ郡近郊サンティー市の住宅地。消防などが死傷者の捜索を行うとともに、住宅の被害の程度を調べている。サンティーの消防当局者は「詳しくは描写しないが、我々の隊員にとってかなり残酷な光景だ」と語った。

住宅2棟は墜落機に直撃され、さらに2~3棟が損壊した。墜落から数時間たっても、現場はくすぶり続けていた。

米連邦航空局(FAA)によると、小型機が墜落したのは現地時間の午後0時14分ごろだった。

墜落したセスナ340A型機の搭乗者数は不明。消防は、搭乗者の生存は見込めないとした。

消防などが現場に到着した時は、車両数台が炎上していた。住宅地にはがれきが散乱し、約10戸が停電。サンディエゴ郡消防局や保安官事務所も出動している。

墜落現場近くにはハイスクールがあり、同校のツイッターによると、生徒は全員無事だった。保安官事務所は住民に対し、現場に近づかないよう呼びかけている。赤十字は住民のための仮設避難所を設置した。

墜落についてはFAAと国家運輸安全委員会(NTSB)が調査にあたる。

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