東京, 10月09日, /AJMEDIA/
上川外務大臣は東南アジアの4か国を歴訪するため、8日、最初の訪問国ブルネイに向けて出発しました。12月に東京で開かれる日本とASEAN＝東南アジア諸国連合の特別首脳会議に向けて、各国と連携を強化したい考えです。
上川外務大臣は今月13日までの日程で、東南アジアのブルネイ、ベトナム、ラオス、タイの4か国を訪問することにしていて、8日正午ごろ成田空港を出発しました。
各国の外相らと会談し、12月に東京で開かれる日本とASEANの特別首脳会議に向けて協力を求めることにしています。
上川大臣は6日の記者会見で、「ことしは日本とASEANの友好協力関係50周年の歴史的な節目でもあり、訪問する4か国との間で協力が進むよう役割を果たしていきたい」と述べました。
また、今回の歴訪では、南シナ海や東シナ海で中国が海洋進出の動きを強めていることを念頭に、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持に向けても各国と連携を強化したい考えです。