東京, 1月31日, /AJMEDIA/
萩生田光一経済産業相は30日、フジテレビの番組に出演し、ガソリン税を一時的に下げる「トリガー条項」の凍結解除について「否定しない」と述べた。政府は補助金を支給してガソリンなどの価格急騰を抑制する対策を27日に発動したが、原油高が続く場合に追加対策の選択肢の一つとする考えを示した。
トリガー条項は、ガソリンの平均小売価格が1リットル160円を3カ月連続で超えた場合、ガソリン税を1リットル当たり53円80銭から28円70銭へ25円10銭下げる仕組み。民主党政権時代に導入されたが、東日本大震災の復興財源を確保するため適用が停止されている。