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カザフスタン アゼルバイジャン航空の旅客機墜落 70人近く搭乗

東京, 12月25日, /AJMEDIA/

中央アジアのカザフスタン西部で25日、70人近くを乗せた旅客機が空港付近の平原に墜落し、メディアによりますと、少なくとも4人が死亡し、24人が病院に搬送され治療を受けているということです。

ロシアメディアなどによりますと、日本時間の25日午後3時半ごろ乗客乗員70人近くを乗せたアゼルバイジャン航空の旅客機が、カザフスタン西部の中心都市アクタウの空港付近の平原に墜落し、炎上しました。

アゼルバイジャン航空によりますと、旅客機は、ブラジルのエンブラエル社が製造した「エンブラエル190型」機でアクタウからおよそ3キロの地点に緊急着陸したということです。

ロシアのインターファクス通信によりますと、地元の保健省の発表では、少なくとも4人が死亡したほか、24人が病院に搬送され、治療を受けているということです。

ロシア国営のタス通信によりますと、カザフスタンの運輸当局が発表した搭乗者の中に日本人は含まれていません。

現地からの映像では、旅客機の胴体の後部がひっくり返った状態で残っていますが、尾翼は破損しており、一部しか確認できません。

アゼルバイジャンの通信社によりますと、旅客機は、アゼルバイジャンの首都バクーからロシア南部チェチェン共和国のグローズヌイに向かう予定でしたが、霧のため、行き先を変更していたということです。

カザフスタンの当局が生存者の救出活動にあたるとともに詳しい状況の確認を進めています。

航空会社「アクタウから約3キロ地点に緊急着陸」
アゼルバイジャン航空は「運航していたエンブラエル190型機、バクーとグローズヌイを結ぶ8243便は、カザフスタンのアクタウからおよそ3キロの地点に緊急着陸した」とSNSに投稿しています。

カザフスタン当局 搭乗者に日本人含まれず
ロシア国営のタス通信によりますと、カザフスタンの運輸当局は、墜落したアゼルバイジャン航空の旅客機には、アゼルバイジャン人、ロシア人、カザフスタン人それにキルギス人が搭乗していたと発表しました。

この発表の中には日本人は含まれていません。

カザフスタンにある日本大使館はNHKの取材に対して「現在情報を収集している」と話しています。

胴体後部がひっくり返った状態で残る
ロイター通信は、アゼルバイジャン航空の旅客機が墜落した現場を上空から撮影した写真を配信しました。それによりますと、旅客機の胴体の後部がひっくり返った状態で残っていますが、尾翼は破損しており、一部しか確認できません。

残された胴体の周囲には、救急車などの車両が集まっていて、救助活動などが行われているのがわかります。また、地面が黒く焼け焦げている場所があるのも確認できます。

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