Site icon AJMEDIA 日本語

インフルエンザ感染状況 ほぼ横ばいも 9都県で注意報レベル

東京, 9月30日, /AJMEDIA/

インフルエンザの感染状況について、9月24日までの1週間に報告された1医療機関あたりの患者数は全国で7.09人で、前の週からほぼ横ばいとなりました。

国立感染症研究所などによりますと、9月24日までの1週間に全国およそ5000か所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、前の週からほぼ横ばいの3万5021人となりました。

1医療機関あたりでは、全国で7.09人で、このデータを基に推計される、この1週間の全国の患者数はおよそ25万8000人となっています。

地域ごとでは、いずれも1医療機関あたりの患者数で、
▽沖縄県が22.46人と最も多く、
次いで、
▽千葉県が15.14人
▽愛媛県が14.07人
▽宮崎県が14人
▽大分県が13.79人となっていて、
9つの都県で今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性があることを示す「注意報レベル」の基準値、10人を超えました。

専門家「注視が必要」
感染症に詳しい東邦大学の舘田一博 教授は「感染者の数は、前の週までは毎週、2倍近いペースで増えていたが、今回、横ばいとなった。爆発的な感染拡大の兆候はまだ見られていないが、季節外れの流行が起きないか推移を注視する必要がある」と話しています。

Exit mobile version