東京, 2月21日, /AJMEDIA/
アメリカの雑誌「タイム」は、平等で公平な社会づくりに貢献している「ことしの女性」を発表し、ドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」に出演してゴールデングローブ賞などを受賞したアンナ・サワイさんが選ばれました。
タイム誌は、より公平な世界の実現などに向けて取り組んでいる女性たちを毎年、選出しています。
20日、「ことしの女性」として13人が発表され、真田広之さんがプロデュースと主演を務めたドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」に出演したアンナ・サワイさんがこのうち1人に選ばれました。
「SHOGUN 将軍」は日本の戦国時代を舞台としたドラマで、サワイさんは主演女優としてアメリカのゴールデングローブ賞やエミー賞を受賞しました。
タイム誌はサワイさんについて、ハリウッドで長い間、描かれてきたアジア人女性に対するイメージを払拭(ふっしょく)しようと活躍の幅を広げていると評価しています。
「ことしの女性」には、このほか、元夫から薬物を飲まされ、複数の男から性的暴行を受けた事件の裁判で実名で証言することを選んだフランスのジゼル・ペリコさんや、人工妊娠中絶の権利を求めてアメリカ テキサス州を訴えたアマンダ・ズラウスキーさんなどが選ばれました。
サワイさんは去年10月にタイム誌が発表した、さまざまな分野で世界をリードすると期待される「次世代の100人」にも選ばれています。