東京, 03月17日 /AJMEDIA/
世界有数の火山国として知られる北欧・アイスランドで、去年12月以降、4回目の噴火が起きて溶岩が流れ出し、住民が避難しています。
北欧・アイスランドの気象当局によりますと、16日、南西部の半島で噴火が起きました。
映像では地面の割れ目から煙とともにオレンジ色の溶岩が勢いよく噴き上がり、ゆっくりと流れている様子がわかります。
噴火は去年12月以降で4回目だということで、気象当局は、再び噴火するおそれがあるとして注意を呼びかけていました。
現地のメディアによりますと近くの町の住民はすでに避難しているほか、観光名所となっている温泉施設「ブルーラグーン」ではおよそ700人の観光客らが噴火を受けて避難し、営業を見合わせたということです。
アイスランドは、世界有数の火山国で2010年の大規模な噴火では火山灰がヨーロッパ上空の広い範囲に広がり、各地の空港で合わせて10万便以上が欠航しましたが、これまでのところ今回の噴火による航空便への影響は出ていません。