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「H3」4号機打ち上げ 今月30日に延期 エンジンの一部に不具合

東京, 10月22日, /AJMEDIA/

日本の新たな主力ロケット「H3」の4号機について、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、打ち上げ前の点検作業でエンジンの部品の一部に不具合が見つかったとして、打ち上げ予定日を4日延期し、今月30日に打ち上げると発表しました。

「H3」の4号機は防衛省の「防衛通信衛星」を搭載して10月26日に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる計画でした。

しかし、JAXAによりますと、打ち上げ前の点検作業で2段目のエンジンのバルブに不具合が見つかり、部品の交換と点検を行うための時間が必要になったということです。

このため、JAXAは「H3」4号機の打ち上げ予定日を4日延期し、10月30日の午後3時46分から午後5時半までの間に打ち上げると発表しました。

「H3」は1号機の打ち上げに失敗しましたが、その後、対策を講じたうえで2号機と3号機の打ち上げに成功していて、JAXAは、4号機も成功させ、今後の安定した運用に向けて弾みをつけたいとしています。

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