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高市科学技術相 IAEAの総会出席へ オーストリアに向け出発

東京, 9月24日, /AJMEDIA/

高市科学技術担当大臣は、IAEA=国際原子力機関の総会に出席するため、23日夜、オーストリアに向けて出発しました。福島第一原発の処理水放出に中国が反発する中、科学的な安全性などを説明し、国際社会での理解と支持をさらに浸透させたい考えです。

高市科学技術担当大臣は、IAEAの総会に出席するため、今月27日までの5日間の日程でオーストリアの首都ウィーンを訪れる予定で、23日夜10時すぎに羽田空港を出発しました。

高市大臣は総会で演説を行い、東京電力福島第一原発の処理水放出に中国が反発を続けていることを踏まえ、放出は、科学的基準に照らして安全であることをアピールするとともに、今後もIAEAと協力してモニタリングを続けていくことなどを説明し、国際社会での理解と支持をさらに浸透させたい考えです。
高市大臣は、22日の記者会見で「国内外に科学的かつ透明性の高い説明を続け、IAEAの関与のもと、最後の1滴の海洋放出が終わるまで安全性を確保していくことを主張してきたい」と述べました。

また総会では、ロシア軍が占拠を続けるウクライナ南部のザポリージャ原発の安全性を確保する重要性も訴え、各国との連携を図ることにしています。

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