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首相 核軍縮の国際会議に出席「現実的で実践的な取り組みを」

東京, 12月09日, /AJMEDIA/

岸田総理大臣は、長崎市で開かれた核軍縮の国際会議に出席し、国際社会の分断が深まる中、現実的で実践的な取り組みを進め、核軍縮に向けた機運を高めることが重要だと訴えました。

核軍縮に向けて国内外の有識者らが議論する「国際賢人会議」は、8日から2日間の日程で被爆地 長崎で開かれ、岸田総理大臣は、9日午後の閉会セッションに出席しました。

この中で岸田総理大臣は「核兵器国と非核兵器国の双方から、国の立場を超え、自由かったつな議論を通じて『長崎を最後の被爆地に』という人類共通の決意を新たにすることに意義がある。核軍縮に向けた根本的な課題を議論できたことは有意義だった」と述べました。

その上で「核軍縮をめぐる国際社会の分断が深まり、そびえ立つ壁は一層厳しいものとなっている。だからこそ、ひるむことなく議論し、現実的かつ実践的な取り組みを進め、核軍縮に向けた国際社会の機運を高めていくことが何より求められている」と訴えました。

そして「世界中から強い政治的な意志を結集することが必要だ。『核兵器のない世界』に向けて引き続き、この会議の英知を得つつ、強いリーダーシップを発揮していく決意だ」と強調しました。

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