東京, 02月03 /AJMEDIA/
選手どうしのハラスメント行為などを未然に防ぐため、NPB=日本野球機構は2日から12球団を対象にした講習会をスタートしました。
NPBは去年、当時プロ野球、楽天に所属していた安樂智大投手が同じチームの複数の選手に対してハラスメント行為をしていたという事案を受けて、再発防止策としてこの春のキャンプ期間中に12球団を対象に講習会を開くことにしています。
2日は、NPBの井原敦事務局長が宮崎市でキャンプを行っている巨人の宿舎を訪れて、1軍と2軍の選手や首脳陣などにハラスメント防止に向けた講習会を開きました。
この中で、井原事務局長は「ロッカールームで後輩を長時間どなりつけることや、風呂でふざけて熱いお湯をかけるなど相手が不快に感じることはハラスメントになる」と具体例を出して説明したということです。
また、NPBが対応策の一つとしてハラスメント行為について相談できる専用のメールアドレスを新たに作ったことを紹介し、チーム内でそういった行為があったときには誰かに相談するように呼びかけました。
講習会は、キャンプ期間中に12球団の1軍から4軍までを対象に21か所で開くことにしています。