Site icon AJMEDIA 日本語

相次ぐ発射「暴挙で許されない」 岸田首相、北朝鮮ミサイルの情報収集・分析指示

東京, 11月3日, /AJMEDIA/

 北朝鮮による複数の弾道ミサイル発射を受け、岸田文雄首相は3日、情報収集・分析に全力を挙げ、国民に迅速的確な情報提供を行うよう指示した。政府は首相官邸で国家安全保障会議(NSC)を開催。これに先立ち、首相は記者団に「連日続く弾道ミサイル発射は暴挙であり、決して許されるものではない」と北朝鮮を強く非難した。
 首相は、米国や韓国などと連携し、引き続き必要な対応を適時適切に行うことも求めた。
 午前7時40分ごろに発射された弾道ミサイルについて、政府は当初、日本列島を越える可能性があると判断。全国瞬時警報システム(Jアラート)を発出したが、実際は通過していないとして情報を訂正した。浜田靖一防衛相は記者団に「日本海上空で消失したことが確認された。原因は分析中だ」と述べた。
 浜田氏はその上で「北朝鮮は昨日も23発以上のミサイルを発射し、100発以上の砲撃をしたとの情報に接しており、緊張感を持って警戒監視に当たる」と強調した。

Exit mobile version