東京, 6月16日, /AJMEDIA/
東京都議会議員選挙の台東区の期日前投票所で、すでに転出して投票できなくなった2人に対し、誤って投票用紙を交付するミスがありました。投票箱に投かんされた投票用紙は特定できないことから有効票として取り扱われ、台東区選挙管理委員会は再発防止に努めるとしています。
台東区選挙管理委員会によりますと、15日に期日前投票所で、すでに区外に転出した都民2人に対し、誤って投票用紙が交付されました。
受付で本人確認をする際に、2人についてはパソコンの画面で投票できないことを知らせるメッセージが表示されたものの、人材派遣の現場担当者が見落として誤って投票用紙を交付したということです。
パソコンの表示に気付いたときには2人は投票を済ませていて、投かんされた投票用紙は特定できないことから有効票として取り扱われるということです。
台東区選挙管理委員会は「投票事務への心配を抱かせる結果となり、大変申し訳ありませんでした。改めて正確な手続きの周知徹底を行うなどして再発防止に努めてまいります」とコメントしています。