東京, 4月15日, /AJMEDIA/
2030年冬季五輪・パラリンピックの札幌招致を巡り、札幌市の秋元克広市長と日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長が17日に東京都内で会談することが14日、分かった。今後の招致活動などについて議論するとみられる。
秋元氏は任期満了に伴う9日投開票の札幌市長選で3選したが、招致に反対する2氏の得票を合わせると全体の4割を超えた。3選後、34年以降の大会招致も視野に入れる考えに言及。山下氏も理解を示していた。秋元氏は12日の記者会見で「招致の進め方やスケジュール感は、選挙結果を受けてJOCなどと議論していかなければならない」と話した。
21年東京大会を巡る汚職・談合事件を踏まえ、市は昨年末から積極的な招致活動を休止している。大会運営の不正防止策を示した上で、改めて全国を対象にした意向調査を行う方針。