東京, 9月15日, /AJMEDIA/
次の衆議院選挙に向けて、有識者や市民団体でつくる「市民連合」は、与党に対じするため、立憲民主党や共産党などに対し、小選挙区で候補者を一本化するよう求めました。
「市民連合」は14日、国会内で会合を開き、立憲民主党の岡田幹事長や共産党の小池書記局長、れいわ新選組の櫛渕共同代表、それに社民党の服部幹事長らが出席しました。
この中で、市民連合側は「野党がバラバラのままでは与党を利するだけなので、力を合わせてほしい」と述べ、自民・公明両党に対じするため、次の衆議院選挙の小選挙区で候補者を一本化するよう求めました。
これに対し、各党から異論は出なかったということです。
市民連合は、おととしの衆議院選挙で、立憲民主党や共産党など野党4党が訴える共通政策のとりまとめを呼びかけた経緯があり、今後も野党間の候補者調整に向けて意見交換を続けたいとしています。
会合のあと、岡田氏は記者団に対し「野党の議席を最大化する観点からすれば、野党が連携し協力することは極めて大事だと伝えた。野党間で共有できる政策や考え方を市民連合が提案してくれれば、検討する用意はある」と述べました。