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岸田首相、中東歴訪に出発 「エネルギー安保」で連携強化

東京, 7月17日, /AJMEDIA/

 岸田文雄首相は16日午前、中東3カ国歴訪に向け、政府専用機で羽田空港を出発した。同日午後にサウジアラビア、17日にアラブ首長国連邦(UAE)、18日にカタールでそれぞれ首脳会談に臨み、日本のエネルギー安全保障での連携強化を確認する方針。19日に帰国する。
中東3カ国と脱炭素で協力強化 岸田首相、16日から歴訪

 首相は出発に先立ち、首相公邸で記者団に「3カ国は日本のエネルギー安保上、重要なパートナーで、近年政治・経済両面で存在感を高めている」と述べ、協力強化に意欲を示した。
 サウジ、UAEは日本にとって1位と2位の原油供給国で、ウクライナ情勢によって市場の先行きに不透明感が指摘される中、首相は引き続き日本への安定的な供給を要請する見通し。世界最大級の液化天然ガス(LNG)供給国であるカタールとは、市場の安定化に向けた協力で一致したい考えだ。

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