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完成度高め、会心演技 三浦と木原、2年ぶり自己新―国別対抗フィギュア

東京, 4月18日, /AJMEDIA/

 得点を見るなり、三浦はキスアンドクライから立ち上がって喜び、木原も両手を突き上げた。初優勝を遂げた2023年の世界選手権以来の自己新。木原は「80点台に2年ぶりに戻ってこられたのは自信にもなった」と笑顔を見せた。

 演技直後に、2人から同時にガッツポーズが飛び出すほどの会心の演技だった。冒頭のツイストリフトはレベル3となったが、その他の要素で高い出来栄え点(GOE)を引き出した。仲間が見守る日本の応援席からも大きな声援が送られ、三浦は「最初から最後まで楽しく滑ることができた」と感謝した。

 今季は木原が故障から本格的に復帰したシーズン。以前、自己ベストを出した2年前よりもリフトなどの難易度を下げており、プログラムの基礎点で劣りながらも、完成度を高めて80点台に乗せたことに大きな価値がある。より基礎点を上げた構成に変える予定の来季に向けても弾みになった。

 国別対抗戦への出場は三浦が4度目で、木原が3度目。当初は男女シングルに頼りがちだった立場から、先頭に立って日本勢を引っ張っていくまでに成長した。

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