東京, 02月23日 /AJMEDIA/
大リーグ、メッツの千賀滉大投手が右肩の張りのため来月のシーズン開幕をけが人リストで迎えることになりました。
これは、メッツのスターンズ編成本部長が22日、フロリダ州ポートセントルーシーでのキャンプ地で明らかにしました。
大リーグ2年目を迎えた千賀投手は、ことしのキャンプで19日にブルペンに入って41球を投げ、20日はキャッチボールなどで調整したあと21日に腕の疲労を訴えて練習を休んでいました。
球団によりますと、千賀投手は21日にMRI検査を受け、22日になって医師の診断を受けたところ、右肩の後方の筋肉に張りが見つかったということです。
スターンズ編成本部長は「開幕に間に合うとは思っていないし、現時点ではけが人リストで開幕を迎えることになる。治療にどれくらいの時間がかかるかは、今後はっきりしてくるだろう」と明らかにしました。
その上で「手術になるような問題ではないし、開幕投手は期待できなくてもシーズン中には多くの試合に投げてくれると期待している」と話し、現時点ではシーズン中の早い時期には復帰できるという見通しを示していました。
千賀投手は大リーグ1年目の昨シーズン、チーム最多の12勝をあげ、防御率はリーグ2位の2.98、202奪三振をマークするなどメッツ投手陣の柱として活躍し、ことしは大リーグで自身初となる開幕投手も期待されていましたが、キャンプ中に離脱することになりました。