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初当選山下氏「全身全霊で」 行財政改革に意欲―奈良知事選

東京, 4月10日, /AJMEDIA/

激しい選挙戦を制し、奈良県知事に初当選した日本維新の会公認の山下真氏(54)。奈良市内のホテルで「奈良県が変わったと後世から評価されるよう、全身全霊を尽くして職務を全うしたい」と力を込め、支援者から出た「改革を頑張ろう」の掛け声に合わせ、一緒に拳を上げた。

 大阪以外で初の維新知事となる山下氏は「大阪でやってきたことを評価する奈良県民が多かった」と分析。「これまでと同じような政治行政の運営では駄目だと感じたのでは」と述べ、「まずは行財政改革を行う」と強調した。
 自民県連の推薦を受け戦った元総務官僚の平木省氏(48)は、沈痛な面持ちで「私の力不足以外の何物でもない。ご期待に沿えなかったことは本当に申し訳なく思っている」と頭を下げた。現職の荒井正吾氏(78)は5選を逃し、選対事務所で「戦い抜いたことにすがすがしい気持ちでいっぱいだ。奈良の豊かな未来が築かれることを祈るばかりだ」と敗戦の弁を述べた。

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