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冨安はフル出場もアーセナルはマンUに敗戦…先制成功も最後はC・ロナウド2発に沈む

MANCHESTER, ENGLAND - DECEMBER 02: Cristiano Ronaldo of Manchester United in action with Takehiro Tomiyasu of Arsenal during the Premier League match between Manchester United and Arsenal at Old Trafford on December 02, 2021 in Manchester, England. (Photo by Ash Donelon/Manchester United via Getty Images)

東京, 12月03日, /AJMEDIA/

プレミアリーグは2日に第14節を行った。DF冨安健洋が所属するアーセナルはマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、2-3で敗戦。点の取り合いはFWクリスティアーノ・ロナウドの2得点で、ユナイテッドに軍配が上がった。冨安はフル出場している。

 3試合未勝利のユナイテッドは、11月末にラルフ・ラングニック氏の暫定監督就任を発表。しかし就労ビザの関係で、今節はマイケル・キャリック氏が引き続き暫定指揮を執る。4-2-3-1の布陣を敷き、2列目の右はFWマーカス・ラッシュフォード、左はFWジェイドン・サンチョ、トップ下はMFブルーノ・フェルナンデスを置く。1トップはFWクリスティアーノ・ロナウドが入った。

 コンスタントに勝ち点を稼ぐアーセナルは、今節勝利を収めれば4位に浮上。4-4-2の布陣で、冨安は右サイドバックに入った。

 アーセナルは序盤からペースを握ると、前半13分に先制。右CKからこぼれていくところを、MFエミール・スミス・ロウがPA手前から左足ボレーでゴールを狙う。すると、GKダビド・デ・ヘアが倒れており、そのままゴールに入った。デ・ヘアへのファウルも疑われたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)により味方同士の交錯と判明。アーセナルのゴールが認められた。

 右サイドでサンチョとマッチアップした冨安は、ことごとく突破を防ぎ切る。しかし、前半44分にゴールを許してしまう。サンチョにパスを通され、MFフレッジを経由し、最後はB・フェルナンデス。細かいつなぎからシュートを打たれ、アーセナルは1-1と追いつかれた。

 前半を1-1で折り返すと、ユナイテッドが逆転に成功。後半7分、DFディオゴ・ダロトがボールを奪い、中盤から前線にパスを出す。ラッシュフォードが右サイドからPA内にグラウンダーのクロスを放ち、最後はC・ロナウドがワンタッチ。クラブと代表を合わせたキャリア通算800ゴールを達成した。

 だが、アーセナルも粘りを見せる。後半9分、左サイドからのパス回しでMFトーマス・パーテイが右サイドに大きく展開。MFガブリエル・マルティネッリがダイレクトで折り返すと、最後はMFマルティン・ウーデゴーアがワンタッチで合わせ、アウト回転気味にゴールに流し込んだ。

 2-2と再び同点。すると、試合は後半23分に動く。ユナイテッドはフレッジがPA内に進入。ウーデゴーアのファウルを誘い、VARの介入でPKを獲得した。キッカーはC・ロナウド。仁王立ちから助走に入ると、右足シュートをゴール正面に突き刺し、ユナイテッドが3-2と勝ち越した。

 試合はそのまま終了し、ユナイテッドが3-2で勝利。代表ウィークを挟んで約2か月ぶりとなる4試合ぶりの白星となった。

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