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三重知事に一見氏初当選 与野党相乗り、2新人破る

東京, 9月13日, /AJMEDIA/

次期衆院選に出馬する現職の辞職に伴う三重県知事選は12日投開票され、無所属で元国土交通省局長の一見勝之氏(58)=自民、立憲民主、公明、国民民主推薦=が、いずれも無所属で元県議の岡野恵美氏(69)=共産推薦=、建設会社社長の石川剛氏(47)を破り、初当選を果たした。

 約10年ぶりに新人同士の争いとなったが、投票率は37.93%で、前回(46.68%)を下回った。

 一見氏は新型コロナウイルス対策として、ワクチン接種の推進や重症化を防ぐ抗体カクテル療法の促進を訴えた。自然災害に備えた危機管理体制の強化や産業振興も強調し、幅広い層から支持を集めた。

 岡野氏は県内延伸が見込まれるリニア中央新幹線の建設に反対し、地域の公共交通充実などを主張。一見氏への与野党相乗りに対する批判票獲得を狙ったが、及ばなかった。石川氏は疾病対策センターの設置などを唱えたが、浸透しなかった。

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