東京, 12月10日, /AJMEDIA/
ラグビーのリーグワンは10日、ディビジョン1の開幕節、2試合が行われ、このうち東京サントリーサンゴリアスはワールドカップの決勝で活躍したチェズリン・コルビ選手とサム・ケイン選手、そして尾崎晟也選手の3トライなどで試合の主導権を握り、昨シーズンの王者、クボタスピアーズ船橋・東京ベイに52対26で勝ちました。
3シーズン目を迎えたリーグワンは9日開幕し、10日は1部にあたるディビジョン1の開幕節2試合が行われました。
このうち東京 秩父宮ラグビー場で行われた昨シーズン4位のサンゴリアスと、連覇に挑むスピアーズの試合には1万8000人を超える観客が詰めかけました。
サンゴリアスにはワールドカップフランス大会で優勝した南アフリカ代表のバックス、コルビ選手と、準優勝したニュージーランド代表のキャプテン、ケイン選手が新たに加入し、10日の試合でそろって先発出場しました。
このうちフルバックで出場したコルビ選手は、前半から持ち味を発揮し、キレのあるランで突破を見せたほか、高く蹴り上げられたボールを競り合いながら確実にキャッチするなどレベルの高いプレーを見せました。
さらに、後半は成功しなかったもののワールドカップで見せたプレースキックのチャージを果敢に狙ったり、トライをアシストしたりしてファンを沸かせました。
また、ナンバーエイトで出場したケイン選手もコンタクトエリアで攻守に激しいプレーを見せてチームに貢献しました。
サンゴリアスは、2人の活躍に加えてウイング、尾崎晟也選手の3トライなどで試合の主導権を握り、52対26で昨シーズン王者のスピアーズに快勝しました。