東京, 01月15 /AJMEDIA/
パリオリンピック出場を目指し、2月の世界最終予選に臨むバスケットボール女子の日本代表が、2つのチームに分かれて強化試合を行い、馬瓜エブリン選手や山本麻衣選手がキレのある動きを見せていました。
東京オリンピックで銀メダルを獲得したバスケットボール女子の日本代表は、パリオリンピック出場を目指し、2月にハンガリーで行われる世界最終予選に臨みます。
14日は、群馬県高崎市で代表候補の選手16人が、ブラックとホワイトの2チームに分かれて強化試合を行いました。
試合は、チームホワイトの馬瓜選手が3本のスリーポイントシュートを含むチーム最多の21得点を挙げ、ディフェンスでも体を張ったプレーでチームを引っ張りました。
また、ポイントガードの山本選手も得意のスリーポイントシュートなどで15得点を挙げ、スピードある攻撃を組み立てるなど存在感を発揮していました。
対するチームブラックは、身長1メートル82センチのパワーフォワード、野口さくら選手が、高さを生かしたプレーで14得点を挙げる活躍を見せました。
日本代表は現在の20人から、最終的に12人に絞り込まれることになっていて、選手たちはメンバー入りに向けてそれぞれの強みを生かしてアピールしていました。
世界最終予選で日本はスペインとハンガリー、それにカナダと対戦し、上位3チームがパリオリンピックの出場権を獲得できます。
馬瓜エブリン「実戦想定でシュート打ちきる できてよかった」
チーム最多得点を挙げるなど躍動した馬瓜エブリン選手は「実戦を想定して、シュートを打ちきることをやりたいと思っていたので、できてよかった。1対1の部分をしっかりとやっていくというチームの課題に対して、個人もチームとしても意識できていたと思う」と強化試合を振り返りました。
そのうえで「ディフェンスではもっとアグレッシブに、もっと足を動かしていかなければいけないので、今後あげていきたいと思う。海外の選手と対戦した時にどう守っていくかを突き詰めていきたい」と話していました。