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「ミドルパワー」連携強化を 日米の研究者が政策提言

東京, 7月25日, /AJMEDIA/

日米の研究者11人で構成する「『アジアの未来』研究会」は24日、日本記者クラブで記者会見し、「ミドルパワー」の国々との連携を強化するよう日本に求める15項目の提言を発表した。具体的には、韓国とオーストラリア、インドと共に4カ国の枠組みを設け、米中間の競争・対立の緩和を目指すことなどを提唱した。
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 研究会共同代表の一人、添谷芳秀慶応大名誉教授(国際政治)は会見で、「アジア諸国は米中のどちらかを選ぶという選択肢を最も嫌っている」と指摘。ミドルパワー諸国が連携を強めることが、アジアの「自立戦略」にもなると訴えた。

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