東京, 5月21日, /AJMEDIA/
堀口は34歳。13年10月から16年11月にUFCに上がり、15年4月、UFCフライ級王者のデメトリアス・ジョンソンに挑戦したが5R腕十字で一本負け。17年4月からRIZINに上がり、バンタム級とフライ級で王者になる等、主力として活躍した昨年大晦日、エンカジムーロ・ズールーに判定勝ちし、フライ級王座初防衛を果たした。近年はUFC復帰を希望するようになり、今年3月のRIZIN香川大会のリング上で堀口がUFC復帰を報告した。6月21日(現地時間)アゼルバイジャン大会でフライ級10位・タギル・ウランベコフを相手に約9年ぶりのUFC復帰戦を行うことが4月12日に発表されたが、5月20日、怪我により欠場することを、自身のYoutubeチャンネルを通じて明らかにした。
堀口は「悪い知らせになるんですけど、自分が練習中に怪我してしまって、UFCバクー大会を怪我で欠場という形になりました。UFCの皆様、ファンの皆様、そしてサポートしてくださる皆様、そして対戦してくれるはずだったウランベコフ選手には本当申し訳ないなと思っております」と謝罪した。
怪我の状況について、堀口は「軽いスパーだったんですけど、タックル取られて、16オンスのクローブが相手の手に挟まってしまって、そのまま持ち上げられて、肩から地面にバーンと叩きつけられて、胸のあたりの筋断裂と、軟骨損傷をしてしまって。そんなに大きい怪我ではないんですけど、医者に行ったらこれは試合までには間に合わないねって言われてしまって、なんとかやろうと思ったんですけど、申し訳ないですけど、欠場することを決めました」という。最初に診断した医師は専門家ではなく、MRI検査の結果を見て「多分大丈夫だろう」と評価したため、堀口は練習を続けたものの「痛みがすごい痛かったから、その時までずっとやる気満々でいたけど、後から電話来てこれは間に合わないなっていう診断結果を受けた」とのことだ。
現状について堀口は「あばらなんでコンタクト系の動きはできないけど、走ったりシャドーだったりとかはできるんで、そういう動きを毎日ジムに行ってやってます」「乗られたり当たったりするとちょっと痛い。ひねったりとかすると痛い」とのこと。
復帰時期について堀口は「医者の方には2~3ヶ月では治るって言われてるんで、夏ぐらいには多分試合できると思うんで、急いでやるんじゃなくて、しっかり治して、夏ぐらいに試合できたらいいなと思っている」と話している。