TSMC、第2工場も熊本菊陽町 半導体最大手、2月発表か

東京, 01月29 /AJMEDIA/

半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が熊本県に建設を検討中の第2工場に関し、第1工場と同じ菊陽町とすることが28日、分かった。菊陽町を含む熊本3区を地盤とする坂本哲志農相が同日、地元首長や県議を集めた会合で明らかにした。TSMCが2月に正式発表するという。

 第1工場の建屋は既に完成し、2月24日に開所式を開く。第2工場は、第1工場の近くに立地するとみられる。第1工場よりも先端品となる回路線幅7ナノメートル相当の製品などを生産する見通しだ。劉徳音会長は1月18日、第2工場建設について日本政府と協議中だと説明、政府による補助額などが固まった可能性がある。

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