SkyDrive、物流ドローンの新サービス「SkyLift Plus」を開始

東京, 5月19日, /AJMEDIA/

 SkyDriveは5月18日、物流ドローンの新サービスとして「SkyLift Plus」を開始すると発表した。

 物流ドローン「SkyLift」を活用し、運用に関わる各種業務をSkyDriveがワンストップで実施。顧客の現場での荷物運搬作業などを完工するという。

 SkyLift Plusは、具体的には現地調査、飛行ルート設計などを包括的に企画するほか、国土交通省への飛行許可申請書類の作成、交渉を代行。さらには、同社が提携するパイロットを派遣するという。

 これにより、物流ドローン導入の負荷を軽減し、山間部などにおける荷物運搬の負荷軽減に貢献していくとしている。

 SkyLiftは、1回の飛行で30kgの重量物を運搬できる。着陸せずにどこでも荷下ろしできるホイスト機能により、山間部などの地形的に自動車やクレーン、ヘリコプターの活用が難しい場所や、災害時で道路が使用できない場合など、高低差運搬を中心とした場所やシーンで活用できるという。

 高さ1.0m×幅1.2m×奥行き1.9mとコンパクトであるため、利用希望の場所までワンボックスカーなどを利用した運搬にも対応する。

 タッチパネルでシンプルに操作をできるため、行き先を設定するだけで、自動運転で重量物を運搬できるという。

 SkyDriveはこれまで、SkyLiftをサブスクリプション契約にて販売していたが、「現場で活用したいが、運用ノウハウが無いため導入が進めにくい」「パイロットの手配が自社では難しい」といった声を受け、SkyLift Plusの提供を決定した。

 なお、同日には物流ドローンSkyLiftのアンバサダーとして、アルピニストの野口健氏が就任することも発表した。

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