東京, 9月26日, /AJMEDIA/
25日のニューヨーク外国為替市場では、アメリカで金融引き締めが長期化するとの見方などから長期金利が上昇したことを受けて日米の金利差拡大が意識されて円安が進み、円相場は一時、1ドル=148円台後半まで値下がりしてことしの最安値を更新しました。
25日のニューヨーク外国為替市場では円安が進み、円相場は一時、1ドル=148円台後半まで値下がりして、ことしの最安値を更新しました。
アメリカでは金融引き締めが長期化するとの見方が広がっていることに加えて、このところ発表されている経済指標が堅調なことから、長期金利が一時、4.53%を超えて2007年10月以来およそ15年11か月ぶりの水準まで上昇しました。
これを受けて日米の金利差拡大が意識され、円を売ってより利回りが見込めるドルを買う動きが強まりました。
市場関係者は「日本政府・日銀が円安に歯止めをかけるため円買いドル売りの市場介入に踏み切ることを、警戒する投資家もいる。一方、アメリカの長期金利の上昇がさらに続けば、円安が一段と進む可能性もある」と話しています。