東京, 11月04日, /AJMEDIA/
3日のニューヨーク株式市場は、アメリカの雇用統計を受けて、追加の利上げが行われて景気が落ち込むことへの懸念が和らいだことから、買い注文が増え、ダウ平均株価は5日連続の値上がりとなりました。
3日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価の終値は、前日に比べて222ドル24セント高い、3万4061ドル32セントでした。
ダウ平均株価の値上がりは5日連続で、この間の値上がりの幅は1600ドルを超えました。
この日発表されたアメリカの10月の雇用統計で、就業者数の伸びが市場の予想を下回り、インフレ圧力が弱まったとの見方から、追加の利上げが行われて景気が落ち込むことへの懸念が和らぎました。
アメリカの長期金利が一時4.4%台まで低下したことも、投資家の間で安心材料となり、株価上昇につながりました。
IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も前日に比べて1.3%の上昇と、6営業日連続の上昇となりました。
市場関係者は「アメリカで追加の利上げは当面行われないのではないかという楽観的な見方が投資家の間で広がっていることが、株価を支えている」と話しています。