NASA UFOなど正体不明現象の研究チームが会議を公開

東京, 6月2日, /AJMEDIA/

NASA=アメリカ航空宇宙局が未確認飛行物体=UFOなど正体不明の現象について立ち上げた研究チームの会議が、公開で行われ、データ収集の必要性などについて意見があがりました。
NASAは去年、未確認飛行物体=UFOなど、上空で目撃される正体不明の現象について、専門家を集めた研究チームを立ち上げ、科学的な視点で調査を進めています。

5月31日、このチームのメンバーを集めた会議を公開しました。

会議では、これまでに正体不明の現象の情報が800件以上寄せられたことが報告されました。

最も多かったのが、球のような形の物体で、白や銀色をした物体を見たという情報も多く、一例として、去年中東で軍用機から撮影された映像が紹介されました。

会議では、科学的なデータが足りず、分析が難しいといった声もあがり、チームを率いる宇宙物理学者のデビッド・スパーゲル博士は「こうした現象の理解を深めるには、的を絞ったデータの収集と管理が必要だ」と指摘していました。

一方、撮影した機材の揺れが原因で、等間隔で飛ぶ航空機がUFOのように見えたケースなど正体が判明した事例も紹介されていました。

研究チームは今後も分析を進め、7月下旬にも最終的な報告をまとめ、一般公開するということです。

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