HPVワクチン接種 医師の対応“丁寧に患者と関係を築いて”

東京, 3月20日, /AJMEDIA/

子宮頸がんなどを防ぐ、HPVワクチンの接種の積極的な呼びかけが来月から再開されるのを前に、接種後に何らかの症状が出た場合の対応などをまとめた診療マニュアルが改定されました。医師は患者から丁寧に聞き取り関係を築きながら対応するとしています。

HPVワクチンは、定期接種が始まった後、体の痛みなどを訴える女性が相次ぎ、積極的な接種の呼びかけが2013年6月以降中止されましたが、厚生労働省は、有効性や安全性を示すデータが報告されているなどとして、来月からおよそ9年ぶりに呼びかけを再開します。

これを前に、厚生労働省の研究班は、接種に当たる医師向けのマニュアルを改定しました。

この中では、ワクチンを接種することに伴う不安やストレスでさまざまな症状が出ることに、WHO=世界保健機関が注意を促しているとしていて、接種は本人が納得し、安心して受けることが大事だとしています。

また、接種後に何らかの症状が出た場合、これまでは、検査しても異常がないとして、患者が複数の医療機関をいわば、たらい回しにされ、患者の経過に影響が出たとされることから、医師は検査するだけでなく、日常生活の支障について丁寧に聞き取り、一度の診察だけで断定的に診断せず、時間をかけて患者との関係性を作り、症状が悪化の場合は、各都道府県にある協力医療機関と連携して診療するなどとしています。
マニュアルをまとめた愛知医科大学の牛田享宏医師は「患者さんのたらい回しが二度と起きないよう、医師は、コミュニケーションを大事にしてほしい」と話しています。

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