G7首脳やEU委員長がウクライナ訪問 軍事支援など継続方針示す

東京, 02月25日 /AJMEDIA/

ロシアによる軍事侵攻が始まって2年となった24日、G7=主要7か国やEU=ヨーロッパ連合の首脳らがそろってウクライナを訪れ、亡くなった兵士たちを追悼するとともに、資金支援や軍事支援を続けていく方針を示しました。

24日、ウクライナを訪問したのは、G7の議長国イタリアのメローニ首相、カナダのトルドー首相、ベルギーのデクロー首相、それにEUのフォンデアライエン委員長の4人です。

4人はウクライナのゼレンスキー大統領とともに、首都キーウ近郊の空港で行われた亡くなった兵士を追悼する式典に出席しました。

式典でメローニ首相は「われわれがここにいるのは、2年前のこの日、自分のため、家族のため、大切な人のために、逃げることなく戦った人たちに感謝をささげるためだ」と述べました。

またフォンデアライエン委員長は「きょう訪れたのは、今後も必要なかぎりヨーロッパがウクライナを支えていくと伝えるためだ」と述べ、資金支援や砲弾の供与などの軍事支援を続けていく方針を示しました。

このあと一行は、キーウ中心部の修道院も訪れ、戦死した兵士たちの写真が掲げられた壁の前に花を手向けました。

軍事侵攻の長期化で「支援疲れ」も指摘される中、2年の節目となる日にG7とEUの首脳らがそろって現地を訪れることで、ウクライナとの連帯をあらためて強調したかたちです。

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