F1アゼルバイジャンGP:フェルスタッペン、史上最年少で通算25勝に到達。通常運転に戻ったリカルド

東京, 6月15日, /AJMEDIA/

 F1第8戦アゼルバイジャンGPでは、フェラーリ勢がマシントラブルで自滅のWリタイヤ。シャルル・ルクレールは4戦連続となる今季6度目のポールポジション獲得も第3戦オーストラリアGP以降、勝利から遠ざかり試練のときを迎えている。第4戦エミリア・ロマーニャGPから5連勝となったレッドブルF1は、マックス・フェルスタッペンが今季5勝目を挙げ、その差をさらに広げていく。「風の街」バクー市街地の週末をドライバーや関係者のSNSで振り返る。

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マシントラブルでストップしたスペインGP、そして戦略ミスで4位に終わった前戦モナコGP続き、自らの力ではどうすることもできないような様々な悲劇がレースごとに襲ってくるフェラーリF1シャルル・ルクレール。もう「気の毒」としか言いようがない。

24歳と255日でF1史上、最も若く25勝に到達したフェルスタッペン。ちなみに25勝はジム・クラーク、ニキ・ラウダと並び歴代9位タイ。今シーズン中に27勝のジャッキー・スチュワート、31勝のナイジェル・マンセル、そして32勝のフェルナンド・アロンソの記録を超えられるか? 29歳と109日で25勝目に到達したルイス・ハミルトンはその後、通算103勝まで勝利記録を伸ばしている。

ガックリ肩を落とすルクレールとは対照的なフェルスタッペンとパートナーのケリー・ピケさん。そりゃ、踊りたくなる気持ちもわかります。

予選2番手から、スタートでホールショットを奪いレース序盤をリード。モナコGPからの2連勝を目指したセルジオ・ペレスだったが、タイヤのデグラデージョンに苦しみペースダウン。チームからも「戦うな」との無線が入り、ポジションをフェルスタッペンに譲った。それでも今回の2位表彰台でドライバーズランキング2位に浮上、ファステストラップの1ポイント獲得も、戦う姿勢の表れに見えた。

レース後はバウンシングによる背中の痛みでマシンから容易に降りられない姿が国際映像にも映されたルイス・ハミルトン。苦闘の末の4位入賞とドライバーズ・オブ・ザ・デーを獲得も、次週、連戦のカナダGPまでに身体が十分に回復するかが心配の種だ。

ここ数年のF1開催地のなかでもイチオシのアゼルバイジャン共和国国歌。

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