東京, 01月07日, /AJMEDIA/
20歳の節目と門出を祝う鹿児島市の「はたちの集い」が6日、同市与次郎2丁目の川商ホールであった。新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に引き下げられて以降、初の開催。参加者は晴れ着やスーツ姿で笑顔をはじけさせ、新時代を切り開く将来への決意を新たにした。
約5700人が参加。下鶴隆央市長は、鹿児島国体・全国障害者スポーツ大会で、3年間の延期にも諦めず目標に突き進んだ選手を引き合いに、「自らの進むべき道を切り開いて」とエールを送った。実行委員会の篠原菜々花委員長(鹿児島純心女子短期大学2年)ら3人は「桜島のように熱い情熱と、温かいおもてなしの心を大切に挑戦していく」と誓った。
会場では、旧友との再会を喜び、記念撮影する姿も。長崎国際大学=長崎県佐世保市=の2年平石恭子さんは管理栄養士になるのが目標。「昔から食べることが好き。国家試験に合格して健康的な食生活を支えられる人になりたい」と話した。