FX投資で違法助言疑い 19億円集金か、25人逮捕―大阪府警

東京, 8月18日, /AJMEDIA/

 違法に外国為替証拠金取引(FX取引)への投資の助言をしたなどとして、大阪府警は18日までに、特定商取引法違反(目的隠匿勧誘など)容疑で、自称無職横田健一容疑者(42)=兵庫県芦屋市船戸町=ら17人を、金融商品取引法違反(無登録営業)容疑で会社役員鍋倉正嗣容疑者(32)=相模原市南区=ら8人を逮捕した。府警は認否を明らかにしていない。
 府警生活経済課によると、横田容疑者らは大阪市内などで「副業セミナー」を開催し、投資方法を教えるスクールの入会金として、参加者から1人当たり約40万~65万円を得ていた。2016年以降に約1万4000人から少なくとも約19億円を集めたとみられる。
 横田容疑者の逮捕容疑は21年12月~22年1月、FX取引の有償投資スクールに勧誘する目的を隠しながら無料の副業セミナーを開催し、参加した60代女性ら3人にスクール入会を迫るなどした疑い。鍋倉容疑者の逮捕容疑は21年1月~22年3月、無登録で40代女性ら4人とFX取引に関する投資顧問契約を結び、複数回助言した疑い。
 同課によると、スクールに入会した40代女性から21年5月に相談を受け、府警が捜査していた。

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