F16タンク投棄「極めて遺憾」 岸防衛相、米国防長官と電話会談

東京, 12月04日, /AJMEDIA/

 岸信夫防衛相は3日、オースティン米国防長官と電話会談し、米軍三沢基地(青森県三沢市)所属のF16戦闘機が燃料タンク2個を投棄したことについて「住民の安全に関わる極めて遺憾な事案だ」と抗議した。その上で、安全を最大限優先するよう求めた。
 岸氏は、米軍が安全対策の説明なしにF16の飛行を再開したことについても、遺憾の意を表明した。オースティン氏は「事案の調査をしっかり行っていく」と約束。安全を最優先する考えも伝えたという。
 これに先立ち、岸氏は青森県の三村申吾知事と防衛省で会談。三村氏が「米軍との関係が大きく崩れかねない状況となりつつある」と懸念を示したのに対し、岸氏は「大きな不安と深い懸念を招いたことについて、深くおわびしたい」と陳謝した。

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