鳥取県の海岸に死んだダイオウイカ漂着 体長3m超

東京, 1月16日, /AJMEDIA/

15日、鳥取県岩美町の海岸で体長3メートルを超えるダイオウイカが漂着しているのが見つかりました。海岸に漂着した際にはすでに死んでいたとみられるということです。

15日午前、鳥取県岩美町の海岸に巨大なイカが漂着しているのを通りかかった人が見つけました。

連絡を受けて調査をした「山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館」によりますと、見つかったのはダイオウイカで獲物を捕らえる「触腕」と呼ばれる長い腕がなくなるなど損傷が激しい状態で、海岸に漂着した際にはすでに死んでいたとみられるということです。残っている部分の長さは3メートル20センチほどでした。

ダイオウイカは、主に太平洋側の水深200メートルから1000メートルの海に生息しているとされ、鳥取県の海岸で見つかるのは珍しいということです。

海岸の近くに住む40代の男性は「家の窓を開けると人が群がっていてとても大きなイカが打ちあがっていました。とにかく大きくてびっくりしました」と話していました。

「山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館」の学芸員で海洋生物が専門の小矢野悠造さんは「このイカは、何らか理由で日本海側に回ってしまい、水温が低いうえに海が荒れているため、弱って漂着したものと考えられる」と話しています。

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