駅で缶破裂、2人けが 男性「家で使う洗剤入れた」―警視庁

東京, 5月9日, /AJMEDIA/

8日午後3時55分ごろ、東京都足立区の東武鉄道西新井駅で、駅員から「パンという爆発音がして、缶が割れている」と110番があった。警視庁西新井署や東京消防庁によると、コーヒー缶に入っていた液体がかかるなどした20代の女性2人がけがをしたが、命に別条はないという。
 同署が缶を置いた足立区内の中国籍の男性(49)を特定して話を聞いたところ、「故意ではない。勤め先の洗剤を家で使うため、缶に入れて持っていた」と説明した。同署は洗剤が原因で強い圧力がかかり破裂した可能性もあるとみて、任意で捜査を続ける。
 同署などによると、同3時50分ごろ、男性は駅の券売機で定期券を購入する際、近くに缶を置いて立ち去った。キャップ付きのアルミ缶で、薄茶色の液体が飛び散ったという。女性の1人は顔に化学物質によるやけどを負った可能性があり、同署は液体の成分などの分析を急いでいる。

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