“食品分野の最先端技術を産業に” 国など推進ビジョン策定

東京, 2月22日, /AJMEDIA/

いわゆる培養肉やゲノム編集食品など、食品分野の最先端の技術を産業として推進しようと、国や企業などで作る協議会が、現状の課題や将来的に目指す姿などをまとめた推進ビジョンを策定しました。

食の分野では、家畜の細胞を培養して新たな肉を生み出す、いわゆる「培養肉」や、ゲノム編集の技術で改良したゲノム編集食品など新しい技術が次々と登場し、将来の食料不足などの解決につながると期待されています。

こうした最先端の食品技術を新たな産業として推進しようと、農林水産省や企業、それに大学などで作る協議会が21日、推進ビジョンを取りまとめました。

この中では、現状の課題として、新しい食品を市場に出す際のルールの整備や、消費者が安心して受け入れることができるよう安全性の確保や情報公開の取り組み、それにスタートアップ企業を支援する体制作りなどの環境整備を早急に進める必要があるとしています。

協議会では今後、このビジョンを国の政策策定や規格作り、それに企業の技術開発などに活用していくということです。

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