韓国政府、兵役免除で苦慮 BTSめぐり世論調査実施へ

東京, 8月31日, /AJMEDIA/

韓国の李鐘燮国防相は31日の国会審議で、同国の男性音楽グループ「BTS」メンバーに兵役義務の免除を認めるか判断するために世論調査を実施する考えを明らかにした。李氏は、調査結果を踏まえ早期に免除するかどうかについて方針を決めると語った。
 BTSメンバーの兵役については、海外での活躍や経済効果の期待から免除を求める声が出ている。一方で、兵役が義務付けられている若い男性を中心に免除に対する反発が広がっている。世論調査機関「韓国ギャラップ」が4月に行った調査では、兵役免除に対する賛成が59%、反対が33%だった。
 韓国では18歳以上の男性に兵役の義務があり、通常は28歳までに入隊しなければならない。2020年末に、事実上BTSメンバーの入隊を先送りするため、大衆文化の功労者を対象に30歳まで入隊を延期できる法改正が行われた。
 これに従い、最年長のJINさん(29)は年内に入隊することになっている。メンバーの入隊期限が近づいているため、BTSは6月に活動休止を表明したとみられている。

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