韓国で漫画「SLAM DUNK」原作アニメーション映画 大ヒット

東京, 2月11日, /AJMEDIA/

韓国では、日本のバスケットボール漫画「SLAM DUNK」が原作のアニメーション映画が、観客動員数で1位が続き、累計で250万人を超え、日本映画としては記録的なヒットになっています。

漫画家の井上雄彦さんが監督・脚本を務めた「THE FIRSTSLAM DUNK」は、韓国で先月4日に公開されました。

9日までの観客動員数は2週連続で1位で、累計では250万人を超え、韓国で公開された日本のアニメ映画のなかでは歴代3位です。

韓国では原作の漫画が1990年代に出版されて小中高生に愛読され、観客の割合は、当時作品を読んだ30代・40代が7割近くを占める一方で、10代・20代も増えてきています。

映画を見た20代の女性は「3回見ました。ふだんは話さない年上の世代とも作品の話ができて、本当に面白い」と話していました。

韓国では先月の公開以降、原作漫画の新装版の販売部数が60万部に上るなど、関連商品の売り上げも大きく伸びていて、現地のメディアは「破竹の勢いだ」と報じています。

韓国の文化評論家からは「作品を懐かしむとともに、社会の先行きが不透明な中で、登場人物の諦めない姿などが原作を知らない世代にも受け入れられている」という見方も出ています。

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