野党ヒアリング「復活」へ調整 立・共、旧統一教会問題テーマに

東京, 8月4日, /AJMEDIA/

 立憲民主党は3日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題をめぐり野党合同のヒアリングを開く方向で共産党などと調整に入った。立民は中道票の離反を恐れて昨秋を最後にこうした場を設けてこなかったが、旧統一教会と自民党議員の結び付きがクローズアップされる中、実施にかじを切ることにした。複数の関係者が明らかにした。
 ヒアリングは5日にも始める考え。有識者からの聞き取りを検討しており、立民、共産両党のほか、れいわ新選組の議員が出席する見通しだ。日本維新の会と国民民主党にも参加を呼び掛けたが、加わらない意向という。
 野党合同ヒアリングをめぐっては官僚に対する「つるし上げ」という批判が拡大。立民の一部には共産党と並んで政権を追及することへの抵抗感があり、泉健太代表が昨年末に取りやめを指示した。今回も党内には「立民単独でもいいのではないか。共産主導だと思われないか不安だ」との声がくすぶっている。

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