豪、米国製ロケット砲購入へ ウクライナでの実績評価

東京, 1月6日, /AJMEDIA/

オーストラリア国防省は5日、米国がウクライナに提供した高機動ロケット砲システム(HIMARS)を購入する計画を明らかにした。抑止力の強化が狙いで、2026~27年までに20基程度を陸軍に配備することを目指す。費用は10億豪ドル(約900億円)を超える見込み。
 HIMARSの射程は最長300キロとされ、ウクライナ軍の使用実績を踏まえ、豪州の防衛にも有効と判断した。国防省はまた、豪海軍艦船搭載用にノルウェー製の攻撃ミサイルを24年に導入する契約を締結したと発表した。
 マールズ国防相は「アルバニージー政権は豪州を安全に保つため先手を打つ対応をしており、HIMARSと海軍攻撃ミサイルは紛争を抑止し、国益を守る能力をわが軍に与える」としている。

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