規格外トマトでカレー開発 愛知県田原市

東京, 9月28日, /AJMEDIA/

 愛知県田原市の県立渥美農業高校の生徒らは、廃棄される規格外トマトを使用したレトルトカレー「黒豚とトマトのキーマカレー」を開発した。トマトをカレーの材料として使用するだけでなく、飼育中の黒豚の餌にもトマトを混ぜるなど工夫をした。
 同市は全国有数の農業生産地。廃棄される規格外トマトは年間8トンに及ぶ。生徒らは国連の掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」推進のゴールの一つである「つくる責任 つかう責任」にも着目した。開発ではJA愛知みなみトマト部会や三共食品(同県豊橋市)などの協力を得ながら商品化につなげた。
 販売開始に当たって、同校農業科3年の水谷考志さんらは、山下政良市長を表敬訪問した。水谷さんは「地域の方々にご協力を頂き、9月に商品が完成した。今後は校内や地域のイベントなどで販売をしていきたい」と抱負を語った。

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