被爆の実相「首脳らにインパクト」 G7サミット閉幕、広島知事・市長

東京, 5月22日, /AJMEDIA/

広島県の湯崎英彦知事らがG7サミット閉幕後の21日、記者団の取材に応じた。
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 湯崎知事は、原爆資料館を訪問するなどした各国首脳らについて、「被爆の実相に触れたことは非常に大きな意味があった。それぞれの心の中に生じた変化は今後の考え方や取り組みに大きなインパクトを与えていくのではないか」と指摘。「こうした取り組みを粘り強く進めていくことが、核兵器廃絶を進める上で重要だ」と力を込めた。
 広島市の松井一実市長は、「核兵器のない平和な世界を望む」といった首脳らのメッセージを評価。「ウクライナ戦争は終わらず、核兵器を持っている国、核実験をやめない国もあるが、理想を語れる為政者がいることが分かった。核兵器のない世界に向かう具体的なプロセスを話し合いの中でつくり上げていってほしい」と語った。

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