蔡総統、自民若手と会談 日台関係「一層深化」

東京, 5月06日, /AJMEDIA/

台湾の蔡英文総統は5日、訪台している自民党青年局の議員団と総統府で会談した。蔡氏は「(日台の)友情が今後ますます深まると信じている」と歓迎。台湾への軍事的圧力を強める中国を念頭に、権威主義の拡大を防ぐため日台が協力して取り組んでいくことへ期待を示した。
 これに対し、鈴木憲和・青年局長代理は「力による現状変更は断じて認めてはいけないというメッセージを両国がしっかり発していくことが大事だ」と強調。「台湾は日本の隣国であり、台湾海峡の安定化は私たちの国の安定化にもつながる」と応じた。
 自民党青年局の訪台は2019年8月以来。議員団は小倉将信局長を団長に衆院議員5人で構成され、3日に台湾入りした。ただ、蔡総統との会談に先立ち議員1人の新型コロナウイルスの陽性が判明。行動を共にしていた小倉氏ら3議員は会談を欠席した。
 一行は4日には国防部(国防省)が所管する台北郊外にある李登輝元総統の墓を訪れ、献花した。滞在は7日まで。

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