英軍に武器等防護検討 日英首脳が「広島アコード」

東京, 5月19日, /AJMEDIA/

 岸田文雄首相は18日夜、英国のスナク首相と先進7カ国首脳会議(G7サミット)が開かれる広島市で会談した。両首脳は安全保障や経済分野の協力強化をうたった共同文書「広島アコード」を発表。日本側は自衛隊による英軍への武器等防護の検討を打ち出し、英側は空母打撃群を2025年にインド太平洋に再派遣する計画を表明した。
22年の武器等防護、最多31回 防衛省

 自衛隊が他国軍の艦艇や航空機を守る武器等防護は、米国とオーストラリアを対象に実施済みで、英国に対して実現すれば3カ国目となる。アコードには、日本が4月に国会承認した円滑化協定(RAA)を活用した合同演習も明記。豪州と並ぶ「準同盟国」の色彩が一段と強まる。

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