英女王ひつぎに長蛇の列 首都で一般弔問始まる

東京, 9月15日, /AJMEDIA/

8日死去したエリザベス英女王の遺体を納めたひつぎが14日午後、首都ロンドンの議会議事堂のウェストミンスターホールに安置され、一般市民の弔問が始まった。70年にわたり君主を務めた女王に直接別れを告げようと大勢の人々が詰め掛け、長蛇の列ができた。
 この日バッキンガム宮殿から運び込まれたひつぎは、ホール中央に設けられた台の上に安置され、四方を衛兵が取り囲んだ。午後5時(日本時間15日午前1時)に開場されると、人々はホール内を二手に分かれてゆっくりと進み、ひつぎの前で頭を下げるなどして祈りをささげた。
 BBC放送によると、議事堂から延びた行列はテムズ川を挟んだ対岸にまで及び、最長で約16キロに達した。19日の国葬までに国内外から最大100万人が弔問に訪れ、行列の待ち時間が最大35時間に上るとの予想もある。
 夜を徹して行われる弔問に対応するため、沿道には1000人以上の警察官やボランティアらが待機し、500を超える仮設トイレが設置された。周辺の飲食店も営業時間を延長してサービスに当たった。

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