東京, 12月2日, /AJMEDIA/
サッカー日本代表が劇的な逆転で決勝トーナメント進出を決めると、東京・渋谷のスクランブル交差点周辺にはまだ暗いうちからサポーターらが次々と集まった。厳戒態勢の警備が敷かれる中、勝利の喜びを分かち合った。
交差点では信号が青に変わるたび、黄色いテープを手にした警察官が交差点を左側通行に規制。ＤＪポリスが車上からマイクで「立ち止まらないで」と呼び掛ける中、歓喜するサポーターたちはハイタッチをしながら交差点を渡った。ＪＲ渋谷駅のハチ公前広場では、人さし指を突き上げながら「ニッポン！ニッポン！」とコールする輪がいくつもでき、うれしさをあらわにした。
「盛り上がるためにここに来た」と話す千葉県松戸市の大学生相沢晴希さん（１９）は、友人とスマートフォンで観戦した。「正直、勝つと思っていなかったのでめちゃくちゃうれしい。このままベスト１６の壁を越えてほしい」と期待した。
近くのパブで友人と観戦したという川崎市の会社員、宍戸亜里紗さん（２７）は「早起きして良かった」と笑顔を見せた。
