自由と規範で連帯訴え 北朝鮮に言及せず―韓国大統領

東京, 9月21日, /AJMEDIA/

韓国の尹錫悦大統領は20日、国連総会で一般討論演説を行い、自由と国際規範といった普遍的価値を尊重する国々の連帯を訴えた。
 尹氏は「国際社会は今日、力による現状変更と核兵器など大量破壊兵器、人権の集団的じゅうりんで、自由と平和が脅かされている」と指摘。「国連のシステムと普遍的な規範の体系に背を向けて離脱すれば、国際社会はブロック化し、危機と混乱が一層深まる」と懸念を示した。
 中国、ロシア、北朝鮮などを念頭に置いたとも読み取れる内容だが、大統領府高官は「特定の国家を狙ったものでは全くない」と説明した。尹氏は演説で、北朝鮮にも直接言及しなかった。

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